ローラースケート用ウィールを3Dプリントできる?
私はローラースケート用ウィールを設計するのが大好きで、車の文化からよくアイデアを得ています。毎年楽しみにしているのは、SEMAや、世界各地のモーターショーで発表される新しいコンセプトカーです。あるショーで、とても斬新な3Dプリントの自動車用ホイールを見て、ローラースケート用ウィールでも3Dプリントを試してみたら面白そうだと思いました。

3Dプリントのローラースケート用ウィールのコンセプト
Royal Assassinのデザインを基に、スポークを変更しました。型からは抜けない形、つまり、3Dプリントでしか作れないウィールを目指しました。下がそのコンセプトです。

3Dプリントのローラースケート用ウィールのカラーバリエーション
初期段階で3Dプリント業者から指摘された問題の一つが、スポークがやや薄いことでした。厚くするとデザインが崩れるため、応力テストを行い、試作品としては十分な厚さだと判断しました。次は素材選びです。3Dプリントには多くの素材があり、この部品の価格は、ハブあたり$40から、特殊な金属を使う場合の$1000まで幅があります。最終的に、表面の仕上がりが良く、さまざまな色を使えるPolyamide 12というプラスチックを選びました。届いた最初の試作ハブがこちらです。

第1号の試作品:3Dプリントのローラースケート用ウィール
とても良い見た目に仕上がり、満足しています。ただ、ブラックは光の反射で細かなデザインが見えにくいため、量産分にはもっと明るいカラーを使う予定です。実際に滑れるセットを作るためにハブを注文し、届いたものが下の写真です。


ブルーとレッドの3Dプリント製ローラースケート用ウィール
ハブをScott Coreyに送り、ウレタンの注型を依頼しました。戻ってきたら、このページで結果をお知らせします。
著者について:
Alexander Bontは2歳からスケートを始め、ショートトラックのオーストラリア代表として7年間活動しました。クワッドローラースケート、ロングトラックのアイススケート、インラインスピードスケートでも競技経験があります。ショートトラックの国内記録や、インラインスピードスケートの州大会タイトルを含め、オーストラリアで数々のタイトルを獲得しています。Bont Skatesのオーナー兼CEOで、スケートの設計に情熱を注いでいます。